サク製作

>トップ >制作記

サク製作ということですが元があるキットの改造ではなく、小さいながらも初めてのフルスクラッチということで 非常に苦労しました。とてもマンガのように、サクサク作れるからサクなんて言えたもんじゃありません。 今思えば、まともにモノを完成させたってのってこれが初めてだったりします。 それはそうと、オリジナル商品ってことでFG程度の値段でどこかから出ないでしょうかね・・・。 材料は経費削減のために基本的にポリパテの「モリモリ」を使用。この経費削減のために後々、 溶きパテとヤスリ地獄になるとは流石にこのときは思ってなかったです。 制作期間は実質的には2〜3週間程度でしょうか、とてもサクサクではありませんね。

gazou

頭?と、言うんでしょうかコレは・・・ とりあえずキレイなつるっぱげを表現しないといけないので、何かちょうどいいものを型に探していたところ、 ちょうどいいところに卓球のピン球を発見!コレしかないと思い、さっそく型想いで型を取った後、 半分にぶった切ってポリパテ投入!結構いい感じになりました。この調子で頭とお尻の部分を製作。 とはいえ気泡も激しいので溶きパテとスポンジヤスリは必須。 その後、軽量化のため内側を少し残して彫刻刀で内側を肉抜きして一旦完成としました。

gazou

胴体?らしいもの こちらもポリパテで作りました。あえてポリパテで作る場合、普通なら円柱のようなものを作って それを調節しつつ使うのが正解だと思うのですが、相当重さが増えることと、すっごい無駄が多いことで却下しました。 そこで目に付いたのが空の薬ビン。このビンの周りにポリパテをバームクーヘンのように盛っては乾かし、 盛っては乾かしを繰り返していきます。ドライヤーを持ち出して少しでもペースを上げたりしましたが、どう考えても非効率的・・・。 後々ビンをすっぽり抜いて形を整えて表面処理地獄に突入。結局頭パーツと合わせてみたら盛った分の半分近く削ってるし、 長さが足りなくてプラ板で延長してるし・・・。これなら初めからプラ板の積層でよかったのかも。 でも、まぁとりあえず一旦完成。

gazou

ご存知、無くてはならないお口 ウェーブのU・バーニア丸ってディテールアップパーツにパテをつめてヤスリでチャーミングな感じに整形。 最期に穴を開けて完成。

gazou

体はそこそこに腕を作っていきましょう。 小さめに切ったタミヤの3ミリプラ棒に適当に家にあった柔らかい針金を貫通させて接着、 骨と間接の代わりに使います。 これをウェーブのA・スプリングで隠して上からモビルパイプを通せば、 フレキシブルで、ある程度の強度を持つサク腕を作ることができます。 この発想は我ながらグッドアイデアだと思いました。 スプリングのNo.3、外径3がミリですが内側に3ミリのタミヤのプラ棒がすんなり入るのは運がいいというのかなんとういか・・・。 適当なところで接着。右側の針金がちょこっと出てるのは後々指先?を固定するために残しておきます。

gazou

コトブキヤの4.5ミリモビルパイプです。 もちろん使い道は手足製作です。長さを色々考えたところ、モビルパイプが一本で10個が妥当だと思いました。 もちろん両手両足の分が必要なので、10×4で40個のパイプの表面処理をします。 下手をすると、というか確実にザクなんかよりパイプ地獄です。ちなみに画像は一串20個入りです。

gazou

指先? なにやら卑猥な形ですね。ポリパテの欠片からひとつ削りだして、型想いで複製。 下からドリルで掘り下げて、最期にもう一度1ミリドリルで中央に針金を差し込む穴を開けます。 後はアルテコを充填してそのまま腕をブスっと差し込んで完成。

gazou

傷埋めなんかで余ったポリパテはもっと前に余ったポリパテの塊に盛ったりして、雪だるまのように一塊の ポリパテブロックを作ってるんですが、そんなことするのって私だけでしょうか・・・? これもその余ったブロックを削りこんで作ってみました。 一体整形するほどの技術が無かったのでそれぞれのパーツにプラ棒を刺して組み立てる方式です。

あとはすべてのパーツを接着してモノアイ部分を開口して、プラ板で裏打ち。 手足の穴を開けて接続。お腹のスジ彫りを2本だけ。 その後に全身に溶きパテやらアルテコやらで傷埋めなんかをして完成となります。 塗装はマンガっぽい感じが好きなので緑一色でベタ塗り。別名、ただの手抜き塗装。 最後につや消しクリアーを吹いて完成です。
完成はこちら

>トップ >制作記